絵の出番?

 

いま住んでいる家には、ちゃんとしたお庭があります。 大小さまざまな木が、20本近くも生えておりますよ。

 

草木の緑は好きですから、休み時間などにはボーッと眺めてみたりしております。 そして、緑が生い茂ればそれだけいろんな生き物も集まってきて、これまた和やかな気分にしてもらえます。

 

いや、脚がいっぱいあるやつとかは集まらなくていいですが…。(笑)

 

ただ困ったことに、ボーボーになりすぎるといろいろ不都合も生じてきます。 個人的にはボーボー大歓迎なのですが、ご近所さんの目なども気になりまして…。(汗)

 

ただ、なんとかしようにもシロートの手には負えない大がかりな作業となりますので、大家さんが二年に一度、庭師さんを呼んで剪定してくださいます。 昨日がその日でした。 依然として容赦のない暑さの中、ご苦労さまというほかありませんね…。

 

そんなチョキチョキ音を聴きつつ、わたしはクーラーの効いた部屋でチマチマと葉っぱを描いておりました。 製作途中の部分ではありますが、こんな感じに。

 

 

なんだか勝手だなぁ、などという気がしないでもありません。 だって、自然が好きで絵に描いたりもしているのに、庭木が切り飛ばされることを止めもしないわけですから!(汗)

剪定が終わり、あまりにもサッパリしてしまった庭に出てみると、ちょっと複雑ですね。 また切っちゃうことになるけど、それまではどうか伸び伸び成長してくれよ…などと、罪滅ぼしのように祈るしかござりませぬ…。

 

以前、画商さんがお花の絵をすすめているシーンを見たことがあります。 いわく、「この花はずっと枯れませんよ!」(笑)

えらくテキトーなこと言ってるなぁ…などと、当時はちょっと冷ややかに眺めておりましたが、いまになって、そのセールストークはなかなかいい所を突いていたのかもしれない、なんて思えてきます。

 

そう。 絵に描かれた自然なら、枯れないし伸びないし虫に食われないし水をやらなくていいし…。 もちろん、世話をする楽しみというものがあるからガーデニングがはやるわけですが、庭木の剪定などという大がかりなことが「楽しみ」の中に入るのかどうかは、ちょっと微妙ですし??

 

そういえば、ずっとかわいがってきたヤマノイモさんたちが、今年はあろうことが突然全滅してしまったのです。 原因が分からないまま、どんどん枯れていく様子を見てはため息をついておりましたし、今でも悲しい…。(涙)

 

こうした苦労や悲しみなんかは人生だけで腹いっぱいだよ、といった場合に、絵の出番が回ってくるのかも知れませんね。 自然の一番キラキラしている時を切り取って、ずっと愛づることができる。

切り取られたものが、偶然自分の思い入れや記憶と重なったりしたならば、心の中で絵が育っていくことがありうるかもしれません。 そしてこれは大きくなっても剪定しなくていい!(笑)

 

…なんだか画商さんのセールストークのようになってきました。(汗) 冷ややかに読まれてしまったかもしれませんが、まあ、こんな時代ですから、ときどきは自分の仕事の存在意義のようなものも確認しておきませんとね。 イラナイモノとして剪定されてしまわないためにも〜!(笑)

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 


夏休み?

 

残暑お見舞い申し上げます。

 

お久しぶりになってしまいました。

その間なにをしていたのか思い返してみても、なんだかモワッとした熱気が現れて、もうどうでもいいやっていう気になっちゃいますね。(笑)

 

梅雨明けが遅かった分、昨年・一昨年に比べたら大したことなかろうと高をくくっていた今年の夏ですが、同じくらいですか。

いやむしろ、年を重ねた分よりキビシク感じるような…?(汗)

 

うちの田舎では、お盆は8月の1〜3日ということになっております。 でも、周りに流されて(?)、なんとなく終戦の日前後もお盆っぽい雰囲気に。

今年は正月以来帰省できていないので、なんとかそのどちらかで、と思っていたのですが、結局かなわず。

 

ニュースはまともにチェックしてないのでよく分かりませんが、第二派はまるで収まりそうにありませんから、このままいくと夏休みどころかお正月にも帰省できないことに…??(汗)

 

来年の一月には大丸京都店で個展があります。 あることになっております。

となるともう準備にかかっていなくてはならないはずなのですが、なーんか暑さにやられちゃってやる気スイッチが…。(汗)

 

灼熱の外へ長時間の取材に出ることもためらわれ、さりとて冷房を入れて描いてもなんだかノリませぬ。

結局、お休みでもないのに半分使いものにならず、休んでるのと同然な日々でありました。 せめて夜に冷房なしで寝られるくらいの気温になってくれたら…。

 

この異様な暑さにやられちゃったのか、例のムカデは姿を見せなくなりました。

こちらが手を下さずに、どこかで干からびてしまったのだとしたら、人間目線では丸く収まったことになるのですが…?

 

以上、とくに内容のある投稿ではありませんでしたが、とりあえずムカデと枕を並べて干からびたりはしてないよ!というご報告として。(笑)

 

ああ、涼しい話題としてひとつ。

 

 

以前取材先で撮った写真なんですが、どうもパソコンソフトの目には「誰か」が写っているように見えてるらしいです!(冷汗)

残念ながら霊感がないようなのでどれだけ目を凝らしても見えないのですが、もしかしてあなた様の目には一瞬にして「誰か」が見えたりします??(笑)

 

 

忘れずにお訪ねくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 


「新しい生活様式」。

 

※キモチワルイ系の生き物が苦手な方は、注意しながらお読みになった方がいいかもしれません――

 

 

知らぬ間に七月もそろそろおしまい。 でもいまだに梅雨は明けず、暑いうえに湿気がむんむん…。(汗)

こうなってくると、人間はやや弱り始めますが、小さな生き物さんたちは俄然活性化してくるようで。

 

少し前のこと。

風呂から上がり、床にポイッと置いていたシャツを取り上げて着ました。

 

すると、肌にカサッカサッと、虫的な感覚が! 例の黒光りするやつか!?(汗)

そのまま床に落ちたようなので即座に確認しますと、ム、ムカ…!!(白目)

 

同じく黒光りしますけど、ヤツの10倍ヤバイ存在です。 飛びのきましたよ!(冷汗)

 

向こうも突然のことで驚いたか、噛まれはしなかったようなのでホッとしました。 が、まだ脱衣の中にいるようです。

刺激を与えぬよう、そーっと長い棒をもってきてそこに乗らせ、外へポイします。 こういうぬるいことをしていると、親に叱られるんですが…。(笑)

 

しかし、今年はすでに三匹目。 網戸と窓の隙間からでも入ってくるっていうしなぁ。(汗) 人間の生活スペースに入り込まなくったって、外の方が食べものはいっぱいあるでしょうに…。

 

その数日後、今度は寝室でムカデを発見! こちらはあいにく取り逃してしまいました。

それからというもの、いつどこでそいつに遭遇する(≒ 噛まれてひどい目にあう)かも知れないという恐怖におののき、「新しい生活様式」をいやおうなく導入することとなりました。

 

部屋での移動は足もとに注意をしながら。 靴やお手洗いのスリッパは、まずゆすってみてからはく。 床に置いたものを取り上げる時は、下に潜んでいないか注意。 服やカバンを使う時には、中に入り込んでいないか確認。 そして寝る時には、寝室に置いてあるものすべての下をチェックしてから…。

夜行性だといいますから、寝てる間に顔に乗ってるのを知らずに払ったりしたら、ガブッとやられてヤバイところに毒が回って…などと、最悪のシナリオを想定してみたり。 ともかく、ウィズ・ムカデは気疲れしますね!(泣)

 

こうなってみて、なぜ部屋の中を片付けておかねばならないのかが分かった気がしました。

散らかしておくと、どうしてもホコリやゴミがたまりがちで、虫さんたちの住み家にもなってしまいます。 そしていざ遭遇した時にも、ササッ!とそうした中へ逃げられてしまうことに…。

 

結局、あのムカデにはそれっきり遭遇しておりません。 いろいろと新しくなった生活スタイルは維持しているものの、次第に恐怖感も薄れ、面倒ということもあって元通りになってしまったところもちらほら。 それはたしかに平穏でいいんですけど、このまままた平和ボケしてしまいますとた、いざという時にひどいことになりますし…。(汗)

 

なんだか、感染症に振り回される人間社会の様子がかぶって見えますね。

 

近所からムカデを一掃することなんてできません。 だとしたら、家に入ったムカデには「新しい生活様式」でかっちり対応しつつ、新たな進入を防ぐためには暑くても網戸にせず、辛抱するか冷房で対応すべきなのです。

が、涼みたいという欲求にはやはりなかなか勝てず、でも電気代がもったいないとか言って、「まあ気を付けていれば大丈夫だろう」と網戸にし、まんまと侵入を許す…。

 

いろいろストレスもたまります。 ですが、このストレスは「旧来の生活様式」に戻すことでしか解消できないと考えてしまうと、ずっと消せないことになるのかも知れません。

なにか別のことでそのマイナス分を埋められるといいですね!

 

わたしの場合は、近所に住んでるウグイスさんが、春先からずっと上手に鳴くことができず、そのクセのある歌声を聴くことでなごまされてます〜♪

 

みなさまもどうぞ、とりあえず心だけは穏やかな日々を。

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。 曽根 拝

 

 

 

 

 

 


広がる世界?

 

雨が大変なことになってます。 これ以上被害が出ませんように……。

 

さて、仙台三越さんでの個展から、気づけば早くも三カ月が過ぎてしまいました。

 

次の大きな締め切りまでには時間があったため、かなりのんびり過ごしておりました。 が、いつまでもお金にならないこと(土器研究)ばかりやっているわけにもいかず、ちょっと描いてみましたよ。

 

            『緑の実』 4号

 

透けた緑が美しく、加えて、なんかかわいらしい実がなってるのが良くって。

 

でも、描いた本人はこれがなんの木かは分かっていなかったのです。 展覧会場とかで、いかにも聞かれそうなことなんですが…(汗)。

 

ちょっとSNSに出してみましたところ、ケヤキ・ムクノキ・エノキのどれかではないかとのご意見をいただきました。

しかしわたくし、植物学的な正しさの再現は目指していないので、じつは細部をエー加減にしか描いてなかったんですよ。 だから真面目に考えてくださったみなさまに申しわけなくって…(汗)。

 

植物もそうですが、展覧会場では「これはどこの景色ですか?」という質問もよく受けますね。 売り場には、係の人たちが答えるためのカンペがあったりします!(笑)

 

この、「知りたい」という欲求は世界を広げるきっかけになるように思います。

ただの木、草、鳥、虫、景色…として大雑把に理解しておけばとくに困ることはないのですが、各々に種としての名前があることや地名を知ることで、ペラペラだったはずの対象に重層的な面白味が宿ることにもなるでしょうから。

 

種ごとに微妙に特性が違うことを知ると、その先は博物学や科学の世界です。 最先端の研究者でさえ解明できていないことはいくつもありますから、これはもう無限の広がりを持つと言っても過言ではありません。

 

「ただの木」から「無限」にアクセスできるのですから、もういろいろ知って楽しむしかありません!

…ただまあ、わたしのようなシロートにとっては、何をどう見たらいいのかが分からず、入り口の高い敷居にはばまれてしまいがちなんですけどね。 こういうのは手っ取り早く、詳しい人に案内してもらうのが一番です〜!(安直 笑)

 

さて、こうした広い世界が待っていることを知っているのに、どうして具体的な種の名前や地名が分からないような絵を描くのか?

…はい。 イラストや図鑑や観光ガイドじゃないからです。 説明するのが目的ではないということで。

 

でもね、これは希望でもあるんですが、そうすることで知識とは別の方向へ世界を拡張できる気がしているんですよ。 「ああ、その変哲のない植物や景色をそんな風にして見るといい感じなんだ!」などと。

 

わたしが描くものを選ぶときには、たいてい「きれー!」とか「かっちょえー!」とかいうシンプルな動機に従っております。

それがどことか何とかにはあまり関係なく、視覚的に心地の良いものを。

 

この選別基準は、完全に他の人と一致することはありません。 そのズレの分だけ、好んで観てくれる人が世界を見る目を広げることができるのだとしたら、絵かき冥利に尽きるのかも知れませんね。

 

こんな感じで、「ただの木」からあっちにもこっちにも世界を拡張していくことができるはずです。 そうなると、同じものを見ても、人より重層的な深いものが見えてしまうということになるわけですから、きっと人生もより豊饒なものに…??

 

ということで、なにかとしんどいことが多い状況ではありますが、学問や芸術もちょっとだけなら役に立ちますよ!というアピールでありました〜♪(笑)

 

 

忘れずにお訪ねくださり、ありがとうございました。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 


発掘。

 

なにか絵の題材はなかろうかと、川べりをキョロキョロしながら歩いておりました。

 

すると、護岸の上端が一部掘り込まれているのに気づいたのです。 こんな感じに…。

 

 

川に向かって落ちる護岸斜面の表面は、石をコンクリートで固めた外観をなしております。 そしてその最上端部は、パキッと折れて道路面へつながっていくことに。

 

ただ、年月がたつうちに、その折れた水平部分には土が積もり草が生え…。

 

どこかの探究心旺盛な子供が、「ステイホーム」でたまったモヤモヤを、自粛解禁とともにここへぶつけたんでしょうか!? 非常に丁寧に元の護岸が掘り出されておりましたよ。

 

そしておそらく、どこまでこれが続いているのか?ということが気になったのでしょう。

 

たぶん左の細い溝は、それを確認しようとしたあとだろうと推察されます。 これ、実際に遺跡の発掘の際にも採られている手法です。 トレンチ調査って言いますよ。 スバラシイ!

 

この「発掘現場」を見て、しばし懐かしい思い出にひたってしまいました。

 

まだ小学校に上がる前だったような気がしますが、近所のいとこの家で、こんな「発掘」をしたことを思い出したのです。

 

家の門ががっちりした鉄製のスライド式で、コンクリートを打った上に二本のレールが敷かれておりました。 が、レールの目一杯までは開けずに済んでいたことから、端の方は土に埋まっていたのです。

 

それをみんなで掘り出したことがありまして、土をめくるとその下から続きが出てくるということに、シゲル少年はロマンを感じて大興奮したのでした!(笑)

 

その、「土の中には「昔」が保存されていて、掘り出せば過去をよみがえらせることができる」という驚きは、今につながる考古学好きの原体験だったのかもしれません。

 

ただまあ、近所に遺跡はなく、地面の下の過去への関心は、その後ずっとくすぶったままだったんですけどね。

 

土に字を彫り込んで砂をかけて隠し、それを他の人が「発掘」して何が書かれているかを当てるっていう遊びは好きでした。 それで代用してたのかな…?(笑)

 

護岸の発掘をした子供(仮)は、たぶん京都という大遺跡の上に住んでいるのでしょうし、今はネットで、好きなことの情報はいくらでも得ることができます。 恵まれ過ぎてて、うらやましいと言うほかありませんね…。

 

こんな感じに、昔の思い出を掘り出すことのできた初夏の午後でした。

 

ただ、うっかり日焼け止めを忘れたため、強い西日に皮膚をじりじり焼かれてしまいました!(汗)

 

皮膚が一枚ぺろ〜んとめくれたら、その下から昔のみずみずしい肌がよみがえる… などといった考古学マジックが起こるわけなどなく、シミが気になるお年頃〜!(笑)

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 


絵にならない。

 

警報が解除されて、この週末、世間は一気にゆるゆるモードでしょうか??

 

いったんピークが過ぎたというのは事実だけど、インフラなどを除く社会活動のほとんどを停止した結果なので、結局のところどこを止めたのが効果的だったのかよく分かりませんねぇ。

 

さて、府県境を越えての取材がややためらわれるのと、晴れすぎなどちょうどいい天気に恵まれないのとで、相変わらず家の周辺だけで題材を探しております。

 

深まりゆく緑をぼーっと眺めたり、名も知らぬ鳥さんの美声に耳を澄ましたりと、ほとんどただの散歩と変わらないのですが、まあ、そうして自然と触れ合うことも仕事のうちということで??

 

いつもは広い田園風景を主に描いておりますが、ときどき葉っぱとか松ぼっくりとか、近めのものも描いたりします。 うちの近所はスカッと広大!というわけでもないので、おのずと近めのものにも目が行きます。

 

 

ちっちゃな松ぼっくりがなっておりました。 完成された立派なものしか見たことがなかったので、なんだか新鮮です。

 

 

カナヘビです。 うちの田舎ではトカゲと呼んでました。 自分が茶色だってこと、分かってるんでしょうね。 いい感じで背景になじんでおりましたよ。

 

あ、苦手な方もおられますね! ゴメンナサイ…(汗)。 お口直し(?)にこちらをどうぞ。

 

 

これはカタバミっていうんでしたっけ? ちっちゃくて可愛らしい花を咲かせております。 ただ、分類では雑草なんですよね〜(涙)。

 

 

こちらは、まごうことなき雑草!(笑)

 

日に透けた黄緑色とか、なかなか魅力的なんですが、お庭に生えようものなら即、引っこ抜かれます!(汗)

 

 

今回並べたみなさん、なかなか面白いと思うんですけど、ちょっと絵にするのは考えものですよね?

 

カタバミはぎりぎりセーフかもしれませんが、バラや牡丹といった定番と比べられてしまうと…。

 

好みの分かれるトカゲや、わけの分からん雑草とかに至っては、もはや論外!?(汗)

 

あと、鳥さんの鳴き声にも魅かれたんですけど、名前の分かる範囲でホケキョ―とかホトトギスって、鳴いてる姿を見たことがありませんし、そもそもそれを絵に描いたところで鳴き声が聴こえるわけでもなく…。

 

こればっかりは、さすがに史上最強の達人画家が描いても無理なはず??(笑)

 

絵かきですから、自分がいいなと思ったものを作品にしたうえでお伝えできると素敵なのですが、なかなかそういうわけにもいきませんね。

安直に写真でごまかしてしまいました!(笑)

 

…などと言いつつ、秘かに何か考えてたりして? 答えは、来年1月の個展@大丸京都店で明らかに!?

 

ただ、わたくしの個展期間には、どうもロクでもないものが付いてくるのが定番化しつつあります。 その頃に第3波・第4波とかになってては誰にとってもシャレになりませんので、どうぞみなさま、しっかりと予防につとめましょうね〜♪

 

さあ、来週はそろそろ田植えの始まる奈良へ行ってみましょうか。 広い田んぼだけどマスクしますので、どうぞお目こぼしを〜!

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 


EIGO.

 

気候の初夏化とともに、なんだか街の雰囲気もゆるゆるになったような気がしないでもありませんが、みなさんいかがお過ごしですか?

 

わたしは、ときどき人のいない近所の田んぼなどを見に行きつつ、おだやかに室内での活動を続けておりますよ。

 

で、おもに何をしているかといいますと、五月に入ってからは、なぜか英語の文章を読んでいるんです!

 

英語…。 28年ほど前にはよくできたんです…。

 

しかし、その後は趣味でもお仕事でもほぼ使う機会がなかったため、ひたすらに退化するばかりでした。 いまセンター試験を受けたら、全部同じ数字をマークした場合よりもずっと低い点をとる自信があります!(笑)

 

それが、去年あたりから必要性を感じるようになりまして。

 

グローバル化というんですか? もはや、口に出すとあきれた目で見られるほどに当たり前になってから、ようやくその波に乗ろうと考え始めたのです。

この『準備室』も、二カ国語対応H.P.としたうえで、いい加減に卒業したいものですし〜♪

 

ということで、まずはカンを取り戻さねばと、ちょうど土器研究の方で気になってた論文がいくつかあったので、それを読んでみようと思い立ったのです。

 

で、やってみると、まあ予想通りにヒドイものです。 いきなりハードルが高すぎましたね…(汗)。

とにかく単語がダメ。 ほとんど頭から揮発してしまっております! 加えて専門用語は分からないものばかりで、辞書を引きまくり。 ぜんぜん進みません。

 

でもね、28年たったこの時代、ビックリするくらいに便利になってまして。 そうです。ネットです。

無料で詳細な辞書が引けますし、引いたものを単語帳として登録していくこともできちゃう。 発音まで聴けますよ。

さらに、難しい文はAI先生に訳してもらうことまで! もちろん無料。 もはや魔法ですよね〜。

 

 

でもやはり、記憶力が落ちているのはいかんともしがたくて。

 

単語帳は、登録数が一瞬で500語くらいにまでなってしまったのですが、一度引いたことなんかすぐにケロッと忘れて、同じ単語を何度も引く引く!(汗)

 

【すでに登録されています】を何十回も出してしまったので、辞書さんもあきれ果てていることでしょう…(笑)。

 

「昔できたんだから今もその気になりさえすれば!」などと信じたいところですが、記憶力の下降線はともかく、自分遺産(?)の維持の努力を怠ってきたという事実は重く。

 

でも、かつてじつに膨大な時間とお金(親の)を投下して得た英語の力。 この機会に消えかけた火を再びおこし、その投資を回収するのです!

 

今と、そしてここから展開する未来こそが大事。

 

では、近い将来に ″Shigeru Sone's official web site -preparation is over!-” にてお会いしましょう!?(笑)

 

※優秀な翻訳AIさんは こちら などがお薦めです。

 

 

お読みくださりありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 


禍中のくらし。

 

気がつくと、個展で仙台に行ってから、早くもひと月がたとうとしております。

 

世の中の騒がしさは、その間も収まる気配がありませんけれど、家にずっといるとなかなか実感しづらかったり。 だから、このひと月はとりあえず平穏そのもの。

 

形の変化としては、お店が早く閉まるようになったとか、レジに透明のビニール幕が付いたことが目に付くくらいでしょうか。

 

あ、そうだ。 ジョギングの際にもエチケットとしてマスクを着用しましょう!という話があったので、励行するようになりました。

 

でもこれ、実際にやるとなかなか大変なもので。

 

マスクの通気性が悪いのか、いや、マスクがスカスカでは意味ないんですが、とても息苦しくって!(汗)

 

あたかも高地トレーニングに励んでいるかのような、キビシイ修業感がございます。 平然とマスクで駆け抜けていく人をよく見ますが、いったいどうなってるんだか…!?(汗)

 

ですから、ヘタレのわたくしは、人の姿が見えない時には外しております。 両耳かけを両手で持ちながら走り、人が見えたら瞬時に着装!

 

似たことをしてるウォーキングの人とすれ違ったことがあります。 互いに相手の姿を確認するや、ササッとマスク! バツの悪さと共感とが混じった、ヘンな感じを抱きましたね〜(笑)。

 

しかしこの行動、人によっては「このわたくしををバイキンだとでも思っているのか!」って、気分を悪くしかねませんよね? 逆なんですが。

 

なので、とにかく相手に気づかれる前に着けてしまい、すれ違う時には「ずっとしてましたけど?」ってな感じの涼しい顔をしてないとダメなので、ミョーな緊張感を持ちながら走っておりますよ…(笑)。

 

 

三重や滋賀では、このGWに田植えが行われます。 水の入った田んぼは大好物なので、あちこち取材に行きたいのですが、どうも移動に後ろめたさが付きまとう昨今でありまして。

 

実際の危険性としては、屋外だししゃべるわけでもないので、こちらから迷惑をかけることはまずないかと思われます。

でも、京都府は特別警戒区域に指定されていることもあり、もし見に行ったとしても、気分的にちょっとコソコソしてしまいますよね。

 

さっきのマスクではありませんけど、人の姿が見えたら「気をつかって」隠れたりその場を離れたりすると、別の意味で怪しさ満載で…(汗)。

 

それで詰め寄られて、京都から来たと分かったら石とか投げられ… る訳はないんですが、波風は立てたくないもので。

 

去年もおととしも、この時期は忙しくて田んぼをしっかり見ることができてないので、なんとかしたいのですが…。

 

マスクに【取材】とか書いて行きましょうかね??(笑)

 

 

それではみなさま、体も心もご健康に〜♪

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。 曽根 拝

 

 

 

 

 


お仕事です。

 

世の中は「緊急事態」ということで、みなさま、元気に巣ごもり生活しておられますか??

 

わたしの場合は、外出自粛要請なるものを忠実に守ったとしても、ふだんお家で仕事してる時とほぼ同じ。

ですからごくフツーに過ごしておりますが、家の中で大変な思いをされている方も多いと聞きます。

 

世界にあふれる暗黒ニュースに共感・同情して自分を必要以上に暗くしてしまっても、はっきり言って事態は何も好転せず、しんどいだけです。

こころ優しい人ほどそうなりがちですから、どうぞ、ニュースは必要最低限(1日5分くらい)にとどめたうえで、おうち生活を楽しんでまいりましょう〜♪

 

 

そんなわたくしですが、いちおう風景画家ですので、絵の題材はお外にあるわけです。

 

「用がないなら外に出るな!」と要請されておりますが、芽吹きの季節を取材するには、いまを逃すことができません。

ということで、ちょっとお仕事で山を歩いてまいりました。 もちろん、外ではあれ、人に出会った時用にマスクは携帯して。

 

山は、今がちょうど黄緑色のシーズン。 ところどころに桜も残っており、そうした淡い色に包まれながら歩くと、心も軽くなりますね〜。

 

 

あ、こういうのを出すと、「描いたんですか?」と尋ねられることがありますけど、残念ながらこれは写真ですよ…(汗)。

 

さて、のんびり2時間近く歩いたので、行きに来たのとは違う道から帰ろうとします。

 

目指したのは、急峻な斜面に建てられているお寺。 かつて境内から登ったことがあったので、そこへ降りられるはずだと。

 

でも、かれこれ25年ほど前のことなので、道がよく分かりません。 だから、降りる道を探しながら山中をぐるぐる回ることに。

 

途中、同じようにぐるぐるしてる女性二人連れと、何度かすれ違いました。 中国語を話してましたね…。

 

しかし、このままではラチが開かないということで、お寺の方につながっていそうな「けもの道」を進んでみます。 三密には含まれていないものの、密林にもなかなか怖いものがありますよ…(汗)。

 

険しい道を行くと、なんとか境内にある小さなお堂のそばにたどり着くことができました。

が、そこは急な崖にへばり付くお堂の裏側でして、スペースがなく、どうしても道がある表側に回ることができません!

 

崖を飛び降りたら何とかならないものか…?などと茂みの中でオロオロ考えていたところ、参拝客がやってまいりまして、お堂に向かって拝み始めたではありませんか。

わたしが裏手にいるわけですから…。 そう。ソネに向かって拝む形に!(汗)

 

なんだか、敬虔な信仰心をこっそり盗み取っているようなヘンな気分になってきましたよ。 そして、そもそもこんな場所に人がいたら、天から降りてきた有り難い仏様に間違われるはずなどなく、不審者にしか見えません!

…ということで、そーっと姿を隠します。

 

が、今の騒々しい世の中が平穏になることを祈られているのでしょうか、なかなか拝み終わりませんよ。 困った困った…(汗々)。 

 

ようやく拝み終わったことを確認し、なんかスミマセン…と心で謝りつつ、見つからないようにコソコソと茂みの中を戻ります。 いやもう、自分でも不審者としか思えなくなってきたし! 仕事の帰りなんですが!(笑)

 

けもの道から元の道に戻ろうとする時、遠く境内をさっきの女性二人が歩いて行く姿が見えました。

 

と、山中にいるわたしの姿を目ざとく見つけ、ケタケタ笑い出したではありませんか! ムキ〜ッ! まだ抜けられずにいるわたしのことを笑ったなー!(泣)

 

その後、汗ダラダラ、脚はガクガクになりつつも、なんとか下山することができました。

 

こんな感じで、外へ仕事に出るといろいろあります。 もう、しばらく自粛巣ごもりでいいや…!(笑)

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 


しょーがない。

 

仙台の個展から帰ってまいりました。

 

結局、予想通りに三越さんは土・日が臨時閉店となり、会期7日のうち2日間の「無観客個展」が実現してしまいましたよ…(涙)。

 

行きの新幹線は、ビックリするくらいにがらんがらん。 ひと車両にほんの数人。

でも、その他の地下鉄などはまだまだ人がまばらというほどではなく、そのアンバランスさがよく分からなくなってみたり。

 

しっかりマスクをしていれば、ワルイモノは外にほぼ出ないと言われてます。 人と近づくことになるので、もしもの加害防止のためにもマスクは必須。

 

が、マスク越しでも咳き込む人がいると、ついヒヤッとしてしまいますね。 反対に、自分がウトウトしてた時、首の位置がヘンだったせいか急にむせてしまったんですが、まわりを不安にしてはならぬと無理やりに抑え込んで苦しくなってみたり。 その苦悶する姿の方がよっぽどヤバイ感じだと思いますが…(笑)。

 

さて、なんとも異様な雰囲気の中で始まった、第三回仙台三越個展。 久しぶりに再会したみなさんとは、「大変な状況になりましたね。でもしょーがないですね…。」と、マスク越しにごあいさつ。

 

しょーがない、ほんとにしょーがないです。 

 

こんな感じの「しょーがない状況」ですから、正直わざわざ訪ねてくださるお客さんなんていないんじゃないかと思ってました。

でもね、それでも絵を観たいとやって来てくださる。 ありがたい以外に表現する言葉がなくて、情けないですね…。

 

東北で個展をしてみてとくに思うことは、お客さんは、単に絵が好きだから集めているというだけではなさそうだということ。

 

どんな作家が描いているのか…? それもセットになってこその絵画作品といった感じでしょうか。 単なる作品・商品だとは思わないという傾向がより強いような。

 

そのためか、絵の前でお客さんと並んで写真を撮る率が、他所よりも高くなっております。 額の裏にサインを求められることも多いですね。

 

写真は苦手でいつも顔が引きつりますし、字はヘロヘロで申しわけない限りなんですが、そこはたぶん立派なものが求められているのではないはずだと、都合よく解釈!(笑)

 

今のところ、やはりこれまでよりも成績はよろしくないんですけど、それでもこれはしょーがないこととして、また三年後にも個展を開かせてもらえることになりました! ありがたや〜。

 

お客さんもそうですが、画廊のスタッフのみなさんも、これまでの仙台でのソネを踏まえたうえであれこれ対応してくださるので、とても楽でしたね。

 

こんな風に、お客さん、お店のスタッフさん、画商さんたちと絵とソネ本体とがひとつの流れになっていくような感覚は、今のように人との接触が制限されている状況下にあっては、とくに沁みますね。

 

三年後、しょーがない尽くしだった今回のことを、みんなで懐かしみつつ笑い飛ばしたいものですね〜。

 

その日を夢見つつ、しばし家に引きこもります。 まあ、わたくし、こんな生活はプロ級に慣れっこなんですが!(笑)

 

では、無観客個展の続きをどうぞ☆

 

           『晩冬、雨あがる』4号

 

           『午後の陽を浴びて』6号

 

 

お訪ねくださり、ありがとうございます。 曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 


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