手遅れ!?

猛暑の予報が出ていた今年の夏ですが、どうやらそれはいい方へはずれたようですね。

 

天候は不順なれど、暑くて動けないというような目にはあっておらず、仕事三昧のわたしとしてもありがたいことであります。

 

で、京都の個展まで、あと3か月を切ってしまいました。 時間がたつのが早すぎて困ってしまいます。

 

計算上は、すでに間に合わないところまで来てしまっているのですが、大丈夫なんでしょうか…??(汗)

 

わたしの仕事にはいくつかの段階があって、大まかには 現地取材 → 題材選び → 下絵作り → 製作 となっております。

 

そして、この順にしんどさも増していく、つまり、一番気楽なのは最初の現地取材ということになるんですよ。

 

たしかに真夏や真冬に棚田をうろうろするのは難儀ではありますが、自由度は高く、気も楽なんですね〜。

 

それに自然だらけのところを歩くわけですから、おそらく心のトゲトゲも抜けていくのでしょう。 風景画家をやってる大きなお得ポイントだろうと思っておりますよ。

 

今年は、5月に仙台で個展をやりました。 ですから、京都用のネタは枯渇気味ということで危機感があり、初夏のころは取材に力を入れたんです。

 

するとおかげさまで、描けそうな景色にいくつも出会うことがかないました。 しかし、気が付くとそこに時間を使いすぎており、今のカツカツな状況に至るというわけでして…(汗)

 

じっくり描きたい感じのネタを、時間に追われ、サイズを小さめにして出してしまわねばならないってのは、自分が悪いんですけど、なんとももったいない感じがします。

 

急に必要な枚数が半分になるとか、会期が2か月先に変更になるとかの事態が起こればいいんですけど…。 ドラえも〜ん!(笑)

 

 

今回は短めとなりましたが、以上であります。

 

そういえば、昨晩の京都は五山の送り火の日でありました。 送り火に手を合わせて締め切りが延びることを祈って… たりはしてませんよ!(笑)

 

これ、他の地域の方は時々カン違いされてることがありますが、送り火の文字は線ではなく点で表されてるんですからね。

 

望遠で写真を撮ってみたら、その「点」の護摩壇までが写りました。 見えるかな?

 

 

送り火が終わると、京都の夏も終わりが見えてきます…。

 

今年に限っては、もう2か月くらい続いてもらってもいいんですが!(笑)

 

 

今回もお訪ねくださり、どうもありがとうございました。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 


葉月。

暑中お見舞い申し上げます。

 

え〜、少し間があいてしまいましたが、なんとか普通に暮らしておりますのでご安心くださいませ。

 

居間兼寝室にクーラーを新調したことで、今年の夏はいつになく過ごしやすく感じております。

 

単に例年よりも最高気温が低いということもありましょうが、なんだ、みんなこんな風に快適な夏を過ごしていたんだ…。 科学文明万歳!(笑)

 

そうだ、気温が少しだけ低いように感じるのは、我が家のグリーンカーテンのおかげもあるのかもしれません。

 

まだ姿を見たことはありませんが、どうやらうちの庭には立派なヤマノイモさんが何本もお住まいのようで、ちょっと世話をしてあげるとモリモリ成長し、じゃんじゃん葉っぱを広げて陽の光をさえぎってくれるのです。

 

 

玄関に射し込む西日をカットしてくれている様子を、内側から見た図です。

 

イモ類のハート型の葉っぱは、見ているだけでなごみますねぇ〜。

 

 

そうそう、何件か問い合わせをいただいたんですが、以前「となりでマンションの建設が始まるから仕事場を移す」と書きました。

 

この後日談ですが、わたしの切なる念力が通じたのか、着工が半年後ろにずれてくれたんですよ! ありがたいですねぇ〜。

 

これでプチ引っ越しの手間や無駄な数十万円の出費はなくなりましたし、炎天下に「出勤」する必要もなくなりました。

 

そうなると仕事はさぞや快調に進んでいる… とは限らないのが、なんとも情けないところではありますが!(汗)

 

 

8月は、葉っぱが生い茂るから葉月と呼ぶんでしょうか。 いま、ちょうど葉っぱの多い緑の絵を何枚か描いております。

 

あ、でも個展は夏じゃなくて晩秋だっけ? 「大丸京都では個展がいつも初夏だから、秋にずらすことで新たな挑戦を見せてくださいね〜!」って言われていたのでは!? 秋・冬の絵、あまり用意できてないんですけど…!(汗)

 

ま、今ごろ気づいてももう遅いや。 あと3カ月しか残ってないから、「何でもいいから」キッチリ枚数をそろえることが先決!

 

それに、葉っぱに代表される緑ってのは、人にやさしいことが科学的にも立証されてるんですよ。

 

窓から緑が見える病棟では、そうでないところより退院までの日数が短いそうですし、オフィスに観葉植物を置くと、ない場合に比べて仕事の創造性が高まるんだとか。

 

…そう。 あとはこうやって屁理屈で切り抜けるのみです!(笑)

 

 

以上、久々に書いたにしてはあまりに他愛のない内容で、誠に申しわけありませんでした〜。

 

ともかく、例年よりややマシとはいえ、夏真っ盛りの葉月。 暑さには十分にお気をつけくださいませ!

 

 

忘れずにお訪ねくださり、ありがとうございました。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 


雨に打たれて。

11月の個展@大丸京都店に向けて、だんだんと忙しくなっていきます。

 

そんな中、最後のお願いとばかり、1泊して縄文土器の見学に行ってまいりました。

 

初めて訪ねるその場所は、鳥取県の智頭(ちづ)町という、山に囲まれた林業が盛んな街であります。

 

ただ、土器見学とはいえいちおう本職は絵描きなので、車窓の風景見学にも期待大です。

 

これまでも、たまたま窓からいい景色を発見し、再訪して絵にしてみたりということもしばしばありましたし。

 

あと、今回は梅雨の時期ということで、なかなか見る機会のない、奥山にかかる霧なんかも見れたらいいなぁ〜 などと期待をして。

 

ということで、窓際の指定席を取っていざ智頭町へ!

 

 

1週間前の天気予報では、雨は降らないかも…?といった、やや期待外れな予測が出ておりました。

 

しかし、その日が近づくとともに、あろうことか台風まで近づいてくるではありませんか! しかも直撃コース!(汗)

 

いろいろと心配しながらも町に到着し、智頭町歴史資料館というところで土器を見学させてもらいます。

 

さて、そこまでは無難な感じだったのですが、しばらくすると予報通りに大雨が降り始めます。 さいわい直撃とはならなかったものの、猛烈な雨です。

 

でもまあ、頑丈な建物(旧・小学校)の中だし、とくに問題はありません。 休憩がてら外に出て、雨に煙る里の景色を写真に収める余裕もありました…。

 

 

ところが、降り続く雨に少々の不安がかき立てられ始めたころ、その予感は的中します。

 

なんと、電車(正確には、当地では電気駆動じゃなくてディーゼルなので汽車というらしい)が止まってしまったのです! これでは予約してあった宿まで移動できません…!(大汗)

 

再開のメドが立たないということで、宿のキャンセルと町内の旅館の予約などを電話で手配します。

 

あ、公衆電話がなかったので、資料館の方の携帯電話をお借りしましたよ。

 

いまだにケータイを持っていないと知り、「さすがは縄文なんて古いものが好きなだけあるねぇ〜」などと、なんだかよく分からない形で感心されてしまいましたが!(笑)

 

旅館の方は、いまだに昭和時代が残っているかのような、たいへんレトロな作りでありました。 他に客がいない日だったようで、静かに眠ることができました。 しかし…。

 

朝の6時前、突然すぐ外で緊急放送が始まります。 それだけでも目を覚まされるのに、内容が「大雨のためJRを運休します」だったので、あわててテレビをつけました。

 

すると、西隣りの島根県には、特別警報なんてのが出されるほどの大雨が降ってるらしいじゃないですか! 道も通行止めになってるらしいし、町に閉じ込められる!?(汗)

 

…まあ、帰路のことはともかく、とりあえず資料見学の続きがあります。 それすら出来なかったら何をしに来たんだか分からず、浮かばれませんし…。

 

晴れていたら、宿から3kmほどの道を歩くつもりでいました。 でも、外は依然として大雨。 そこで、バスはないかと宿の方に尋ねてみますと、電話をつなぎ、これで直接話してくださいとケータイを渡されます。 昭和な宿でも電話はケータイですか!(笑)

 

通話が終わり、最後にどのボタンを押していいのかが分からずおろおろしていると、怪訝な顔をされてしまいました。 ハイ、縄文人ですから…。(恥)

 

結局、JRは終日運休だったようですが、わたしが乗るのは智頭急行という第3セクターの路線だったらしく、こちらは大丈夫でした。 やれやれ〜。

 

ともかく、土器の方は期待以上の収穫を得られましたし、雨景色の方も、これまたふつうの梅雨とは違った緊迫感(?)のある取材ができたのかもしれません。 結果オーライと言ってよいでしょう。

 

ただ、この雨で九州の方ではひどいことになってるみたいです。 どうか早く収まりますように…。

 

 

写真は、智頭町歴史資料館の復元土器たちです。 後ろの黒板に「日直」って書いてあるのがチラッと見えるように、小学校だった頃のままで再利用されているため、今が平成だということをうっかり忘れてしまいかねませんよ。

 

まあ、通ってた小学生は、授業中にケータイをいじったりしてたんでしょうが…。(笑)

 

 

今回もお読みくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ここにも遠近法!

楽しかった仙台での個展から、はやくも1か月が過ぎてしまいました。

 

締め切りまでも早かったですが、終わってからも…。

 

ということはつまり、ふだんからふつうに時間は早いってこと!? そういえば、ついこの間お正月だったはずなのに…。(汗)

 

個展が終わってからは、ネタ補充のためにあちこち回ってみたり、小さな締め切りに向けて描いたりの日々です。

 

あ、土器研究の時間もちょっとだけ復活しましたよ〜♪

 

いま描いてる絵の1枚は、定番の道がある絵であります。

 

描きながらふと思い出したことがありましたので、ちょっと書いておこうかと思いまして。 ごく基本的な話ではありますが…。

 

 

「遠近法」というのはたぶんご存知かと思います。 遠くのものほどじょじょに小さく見えるという普遍的な法則であります。

 

抽象画でもない限り、基本的に意識しないことはないでしょう。 わたしの様な写実っぽい絵ですと、大きなウェイトを占めてきますよ。

 

こんなのがよく遠近法の解説で出てくるイラストです。 …なにこのヘタクソな図! まさかプロの絵かきが描いたわけないですよねぇ??(汗)

 

…ともかく、平行なはずの線路は画面上の1点に向かって収束していきますし、並木や枕木の間隔も同じはずですが、やはり遠ざかるにしたがってどんどん狭くなっていきます。

 

とても簡単な理屈ではありますが、これ、それこそ線路や並木、街並みを描く時以外には意外と忘れられがちのような気がするんです。 でも当然ですが、あらゆるところに遠近法というものは適用されるのでありまして…。

 

たとえば道。 その輪郭が上のように「ハ」の字型になるということは分かりやすいでしょう。 でも、まだ先があるんです。

 

道に落ちてる小石や、路面に射す木漏れ日なんかもその例外ではないんですよ。 上から見るとこんな感じ…。

 

何が描いてあるのか分からないって!?(汗) 青が木かげ、黄色が木漏れ日、ポツポツとしたのが石のつもりであります!

 

じつは木漏れ日ってものにはいくつか種類があります。 枝と路面の距離や陽射しの強さによって、葉っぱそのものの影になったり、大小さまざまな円の集まりになったり…。 注意して観察すると面白いですよ〜♪

 

ここでは円バージョンです。 このように、真上から見ればほぼ円であります。 石も、丸石が半分埋まっているのだとしたら、やはり丸に見えていることでしょう。

 

で、これにも遠近法を適用してみますと…。

 

ハイ、こんな感じ! 本当の形は円のはずですが、足元から遠ざかるにつれて 円 ⇒ だ円 ⇒ 線 と変化していきます。

 

石も同じく、だんだんとただの横線に近づいていきますよ。 ついつい「木漏れ日は丸いものだ」って頭で分かっていると、その知識に引っ張られて丸っぽく描きがちなので要注意かも。

 

そしてさらに、絵を描く場合に意識した方がいいのは、路面自体の質感のようなものであります。 たとえば油彩画だと筆目というものが画面に残りますが、この筆目はデタラメな方向を向いていてもいいものなのか…?

 

もうお分かりですね? 手前部分はともかく、中景〜遠景にかけては筆を水平(横)方向に走らせて描いた方がいいんです。 グッとそれらしくなりますから。 鉛筆スケッチの際もなんとなく横に走らせますよね?

 

奥へ続く壁なんかを描く時もそう(この場合はタテ目)なんだと思いますが、この微妙な筆目のような質感が、無意識的にも実景を見た時に近い感覚を呼び起こすのでしょう。 だから、実物と似ているかどうかとは違う次元で、スッと自然な感じに見えるのかと。

 

こんな理由もあって、わたしはあまり荒い目のキャンバスを好みません。 だって、遠近を付けようにも一様な布目の方が目立ち、筆目を使った微妙な奥行き感表現が効きづらいもので…。(汗)

 

ちょっと筆目までは写せませんでしたが、実例だとこんな感じかな。(部分)

 

 

チラッと写ってますが、川とか海を描く場合にも、水面に遠近法がかかってくるというシンプルな意識があるのとないのでは、描き上がりが違うような気がしますよ〜。

 

 

以上、何を今さらなお話しでありました。

 

11月の大きな締め切り、今はまだ遠くにあって、かすかな筆目程度のものでしかありませんが、これ、あっという間に巨大な悪魔のみたいな姿に変化しますからねぇ…。(大汗)

 

 

今回もお訪ねくださり、ありがとうございました。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 


小さな歴史。

今から35年前。 シゲル少年は小学3年生。

 

その年、夏休みに家族でキャンプに行くこととなりました。 行き先は長野県の駒ケ根市。

 

すでにインドアな少年ではありましたが、初めてのことばかりでとても楽しかった記憶があります。

 

少年時代の思い出トップ3に入るほどに……。

 

 

先日、梅雨入り前の長野県へ取材に行ってまいりました。

 

この11月には京都大丸、来年の7月には神戸大丸と大きな展覧会が控えておりますので、今のうちにじゃんじゃんとネタを仕入れておかねばなりません。

 

取材場所も、いつもと同じではやや新鮮味にも欠けるので、例によって衛星写真でチェックし、気になる地形を見つけた新天地(?)へ行ってみることに。 そう、駒ケ根市です。

 

そしてこれも「例によって」なのですが、実際に歩いてみると現地はキツイ勾配だらけで、いい加減な計画を立てた自分を呪います!(笑)

 

それでも、ヘロヘロになりながらなんとか予定をこなすことができたので、余った時間で昔テントを張ったあたりへ行ってみることにしました。

 

なつかしい景色を見たら、記憶から消えてしまっている愉快な思い出たちが、ひょこひょこ顔を出してくれるんじゃないかと期待して…。

 

 

しかし残念ながら、35年という時間はあまりに長すぎたようです。

 

キャンプ場はすでに廃止され、その辺りに新しい道が付き、ミニゴルフ場や温泉施設などが出来上がっておりました。

 

飯盒炊爨などに使った冷たくきれいな水が流れる小川も、どうやら河道が変えられてしまったようです。 水に手足を入れていられるのは1分が限界というほどに切れるような冷たさが印象的だったので、もう一度つけてみたかったのですが…。(涙)

 

結局、期待したなつかしさはまったく得ることがかなわないということになりました。 行かない方がよかった!?(汗)

 

帰りしな、「そういえばこの橋を渡ったところにあるお店で五平餅を食べたっけ…」と思い出し、立ち寄ろうとするもすでに跡形もなく。

 

せめて味だけでもと、別の店に入って注文すると…。 「もう売り切れました」!(涙)

 

 

歴史というと、なんだか本や教科書で読む知識という印象が強いかも知れません。 でもそれは歴史研究の成果であって、明らかにしたいと思った人たちの調査・研究の成果なんですよ。

 

これは、個人に置き換えてみれば分かりやすいかも知れませんね。

 

さっき五平餅のお店がなくなっていたというエピソードを書きました。 でもこれ、じつは自信がないんです。 ひょっとしたらその場所には元々お店なんかなかったんじゃないのか…?

 

自分の記憶という教科書には、おぼろげに「あった」と書いてありますが、アテにならないとなれば調査する必要が発生します。 まずは一緒に行った家族に聞いてみるのがいいでしょう。 みなの記憶が一致していれば、それはたぶん間違いがない。

 

それがダメなら、現地で聞き込みです。 それでもダメなら市の図書館で記録文書か何かないかを探します。 当時の地図とか航空写真、ネットの情報なんかも使えたりする?? それがダメなら探偵さんを…!(笑)

 

そうした調査の結果、おそらくはより真相に近づくことができるのでしょう。

 

でも、当然ながらそうした「歴史史料・資料・記憶」の量は、社会>家族>自分の順で少なくなります。 よって、自分自身の個人的な経験の記憶なんかは、自分が忘れてしまえばそのまま世の中から消滅し、何もなかったことになってしまうのです。

 

忘れないまでも、知らぬ間に自分史の捏造が進行してしまっていること、ごくふつうにありますし…。(汗)

 

だから、日記とか写真、作品など、とにかくいろいろ形にして残してしまえば、ないより安心ですし、自分がいなくなってもその記憶を引き出してもらえるヒントが残ります。

 

わたしがこうしてショーモナイことをポチポチ記しているのも、「そういえば駒ヶ根を再訪したのはいつだっけ? その時、橋のたもとに五平餅のお店はあったのかな??」などと記憶があいまいになる日が来たなら、役に立つやもしれませんし!?(笑)

 

 

帰りの電車が出るまでに、少し時間がありました。

 

ちょうど駅前に五平餅を出すお店があったので、1本頼んでみることにしましたよ。 しかし出てきたのは…。

 

 

当時、「橋のたもとで」食べたのは小判型のものだったので、コレジャナイ感は否めませんでしたよ。 ま、これはこれで十分においしかったんですけどね〜。

 

…ん? 家族みんなが「あの時も小判型なんかじゃなかったよ」って言い出したらどうしようか!?(笑)

 

 

与太話にお付き合いくださり、ありがとうございました。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 


別荘。

先日、建築事務所の人が突然我が家を訪問。

 

「もしやこの家を取り壊すから立ち退けという話か!?」と身構えますが、どうもそうではなさそう。

 

しかし、ホッとする間もなく、「となりの駐車場に5階建てのマンションを建てることになりました」…!!(´Д`;)

 

その距離わずかに10mほど。 間には何もありませんから、工事の騒音は直撃必至。 事務所の方は一生懸命に建ってからの日当たりの話などをなさっておりますが、そんなものはもう耳に入りません。

 

こ〜れは一大事ですよ! ちょうど京都の個展の準備期間が丸まる工期と重なるではありませんか!(涙)

 

これまでにも、うちのすぐとなりで家の中規模リフォーム一件、大規模一件、新築一件と、その騒音の凄まじさには何度もグッタリさせられてきました。 ラジオで何しゃべってるかなんて聴こえませんからねぇ。

 

それが今回、おそらくそれらよりもさらにひどいであろう騒音が襲来すると聞かされ、「近所で反対運動とか起きなかったんですか!?」などと、意味不明なことを口走ってしまいましたよ。 錯乱してたんですね…。(恥)

 

この騒音運(?)の悪さを何とかしたいものであります。 が、それよりも、差し迫った工事の始まりまでに何か手を打たねば、ストレスまみれになり、ロクな絵が描けないであろうことは自明であります!(汗)

 

これを機に、手ぜまとなった今の家からポーンと引っ越してしまうという手が考えられます。

 

しかし、つい数日前に2年分の更新料を払い込んだり、エアコンを新調してしまったというタイミングの悪さ、知らぬ間に増えすぎたものの多さなどを考えると、個展の準備を差し置いて大がかりな引っ越しするなど、とても現実的ではなさそうです。

 

よって考えついたのが、近くに別荘(仕事場)を借りる、という手であります。 まったくもって無駄な出費ではありますが、神経が細いわたしにとって、背に腹は代えられないのですよ…。(大泣き)

 

 

で、さっそく近所の不動産屋へ。 学生用のワンルームマンションを当たってみますよ。

 

ここでいろいろ話を聞いてみたんですが、どうやら最近の学生さんは、20年以上前に学生だったわたしからすると、ビックリするほどにいい物件にお住まいのようで。

 

バス・トイレはセパレート、オートロック、光回線、フローリング等々、なんともゼイタクな設備が標準化している様子。

 

でも今回は、「学生さんのようなゼイタク」がしたいわけではないので、むかし住んでたような物件を探します。

 

すると、安くなってるんですよ〜! 21年前まで住んでた懐かしの旧・我が家の情報も出てたんですが、お値段なんと半額!

 

もちろんそれだけ築年数が増えて価値が落ちているってこともあるんですが、覚悟していた額の2/3ほどの値段で済みそうなので、ちょっぴり安心しましたよ。 今度現物を見に行くことにします…。

 

 

夏の間、涼しい長野県に別荘を構えることが夢でした。

 

とはいえそれだけの大変化は、面倒くさがりのわたしにとって、よほど大きなきっかけでもなければ実現しないだろうということも分かっておりました。

 

それが今回、隣のマンション建設に押し出される形で夢の別荘持ちに! まあ、灼熱の京都の夏からはまるで逃げられないのですから、本来の希望とはずいぶん遠いんですけどね…。(汗)

 

でもこうなったら、「別荘があってよかったー!」と心底思うためにも、工事の騒音は近所で中止を求める暴動が起こるくらいに凄まじいものであってほしいですよね!(笑〜)

 

しかし、絵の道具の引っ越しだけでも難儀そうで、いまからクラクラしますね〜。(涙)

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 


心の師匠?

3年ぶりの仙台での個展、今日が最終日ですが、本人は一足先に京都へ帰ってまいりました。

 

たった3日の滞在ではありましたが、今回も多くの方が訪ねてくださり、いろいろなお話しをすることができましたよ。


直接お話しできなかったみなさまも、観ていただきまして、本当にありがとうございました〜!

 

 

仙台での2度目を行ってみて気づいたのは、お客さんとの距離の近さでしょうか。

 

以前観たり・買ったりしてくださった方が、今回もリピートしてくれた率が高かったように思うのです。

 

ぜひソネに会いたいからと、わざわざわたしがいる日に再訪してくださった方も、少なくありませんでした。 そのためにまた何時間もかけて、というお方もちらほらと! うれしいですねぇ。

 

会ってガッカリでなければよかったのですが…!?(笑)

 

 

さて、ひとつわたしにしては珍しい話がありましたので、ちょっと紹介しましょう。

 

ある若いご夫婦がみえて、作品をじっくり観てくれたあとで話しかけてくださいました。 なんでも、遠くに住んでいて会場には来れなかったけれど、父君がソネの大ファン(!)で心の師匠(!!)と慕ってくださっているのだとか。

 

知り合いの人だろうかと、「面識はありましたっけ…?」と尋ねてみますと、絵を最近始めて、なぜかこの「準備室」にたどり着き、あれこれ技法を参考にされているのだとか。 ネットの時代ならではのつながり方ですねぇ。

 

しかし、始めたばかりでいきなりこのクセのあるソネの言うことに従ってみようとされたわけですから、当然うまくいかずに困っておられるとのこと。 なんだか師匠として(?)申しわけないです!

 

会場に行けなくてとても残念がっておられるという父君の絵のお悩みに対し、間接的に応えてみましたが、技法のことを口で伝えるのはなかなか難しいですね…。(汗)

 

でも、わたしのことを師匠などと言ってくださるお方はたぶん初めて現れたので、とってもうれしいです。 

 

これまた、実際に会ったら幻滅してしまったかも知れないので、会えなくてよかったというパターンかも知れませんが!?(笑)

 

 

その際にお伝えしようと思ったことを図で解説しておきました。 伝聞ですから質問が実際とは違うような気もしますが、もし参考になるのなら…。

 

枯れ木です。 これを青木筆などの細筆を使って正直に描こうとすると…。 なんだかボテッとした仕上がりになるかも。

 

それは、枝は基本的に先へ行くほど細くなるもの(☆)ですが、筆で描くと「入り」の部分が太くなり、むしろその逆になりがち。 先へ向けて細く描くのは、手の自然な動きに逆行するため、至難の業となるからです。

 

(☆ 実際に観察すると枝自体の太さは分岐ごとに段階的に細くなるのであって、各段階の一本の中ではあまり変わりません。 雰囲気重視のデフォルメ、ということで) 

ということで、画面を逆さまにしてシュッと描いてみると、あ〜ら不思議、簡単に先っぽを細く描けちゃう!

 

この方法は、イネの描き方のところで紹介したのと同じものです。 草にももちろん使えます。

 

難点は、逆さまなのでバランスなどを確認するのが難しいことでしょうか。 手間ですが、こまめに元に戻して確認するのがベストかもしれません…。 以上、ソネ式・枯れ枝の描き方でありました。

 

参考として、現在仙台で展示中の作品を1枚どうぞ。

 

 

           『一月の風の中』10号

 

ではでは、仙台のみなさま、また3年後にお邪魔できるはずですから、その時にはまたぜひお訪ねくださいませ!

 

わたしも今から楽しみにしておりますよ〜♪

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 


北の杜へ。

え〜、お知らせが遅くなってしまいました。 どうもスミマセン。

 

連休明けに、仙台で第2回目となる個展を開催いたしますよ。

 

【曽根 茂 油彩画展】 @仙台三越 7階アートギャラリー

 

2017年 5月10(水)〜16(火) 10:00〜19:00(最終日は16:30まで)

 

出品は17点かな? 大きいサイズは少なめですよ。

 

ソネは金曜の午後から日曜の終わりまで会場におります。

 

 

今回の準備は、肩の痛さにヘキエキしましたよ。 四十肩っていうのかな? だんだんムリが効かなくなってきているようで…。(汗)

 

あと、体力・気力の問題なのかどうかはよく分かりませんが、1枚あたりの製作時間が長くなってきているようです。 終盤は予定が狂い、ちょっとキビシかったですね…。

 

作品のサイズを控え目にしていてもこれですから、半年後の京都展(会場がもっと広い!)はどうなってしまうのやら!?(大汗)

 

まあ、どうやって描かれたかはともかく、東北は福島や岩手の絵もあったりします。 ま、いつものソネの絵同様、どこを描いても似たような絵になる没個性っぷりでありますが…。(笑)

 

 

仙台、楽しみですね〜。 絵かきは描き上げるところまでが仕事ですから、仙台に行くのはほぼ旅行と同じ!

 

どの遺跡・博物館を回りましょうかねぇ?(笑)

 

ともかく、お近くで関心をお持ちの方は、ぜひとも会期中にお越しくださいませませ。

 

そうそう、前回思ったのですが、東北の方ほぼ芳名録に署名してくださらない! 奥ゆかしいんでしょうかねぇ?

 

作家としては、あとで見返してあれこれ思い出すことのできるのが芳名録でもありますから、恥ずかしがらずにシャシャッとお願いしますよ〜!

 

案内状に使った作品を挙げておきますね。 プロに頼んで痛い目に遭ってから自分で写真を撮るようになったんですが、今回のはちょっと写りが悪かったかも〜!(汗)

 

 

      『六月の夏日』 20号変形

 

 

お訪ねくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 


メジャー??

スミマセン、個展の締め切りに追われまくって、1枚出してる別の展覧会の告知をうっかりしておりました!

 

実は今日が初日だったのです…。(汗)

 

《創と造 2017》というとても立派な展覧会であります。

 

こちらは、五都美術商連合会なる、実はなんだかよく分かってない(オイオイ)所が開催母体となっております。

 

会場も、いつものデパートではなくて、五都(東京・京都・金沢・大阪・名古屋)に点在する美術倶楽部なる建物(自前!)となりますよ。

 

京都のそれしか知りませんが、えらく格式の高い場所であります。 靴を脱がねば上がれませんし、厳かな雰囲気の和室で、和装の方からの呈茶なんかもあったりして…。(汗)

 

貧乏大学生風のいつもの姿で行ったりすると、つまみだされるのではないかと心配になるような敷居の高さであります。(笑)

 

でも、それだけの場所で開催されるだけあって、出品作家は当代の売れっ子が目白押しなんです! 重鎮をはじめ、有名な人は全員そろっているといっても過言ではないでしょう。 あ、現代アート系はどうだか分かりませんが…。

 

ということは、ソネもついにメジャーの仲間入り!? …いや、そうとも言えないんです。

 

今回は幸いにも知ってる画商さんから推薦をいただけた(運は相変わらずいい)わけですが、実は成績不振(入札制です)だとクビになる制度らしいんですよ!(汗)

 

ですから、何年か続けて出品することを許されれば、その時ようやく、形の上ではメジャーのベンチの隅っこに座れたことになるのかと。

 

実際、一緒に並べられ、比較されては困ってしまうような先生方も多くおられますし、値段も50倍とか、それくらいの差があったりします。

 

つまり、いまヒーヒー言って描いてる個展の絵の全部をもってしても、そうした先生のたった1枚と物々交換することすらかなわないようなレベルの大差!(汗)

 

それだけの乱暴なまでの差があるのに、値段が表示されてない(たぶん)ので、見かけ上は同列にされてしまいます。 これはホキ美術館でも同じ。

 

まだうまく描けてないことは値段に反映されていて明瞭になってるはずなんですが、それを外されるとつらい…。(涙)

 

いわゆる「胸を借りる」というやつですね。 ハイ、勉強させていただきますよ〜。

 

こんな感じで少々行きづらいように思われるかもしれませんが、たとえば金沢なんかでは今まで発表したことがありませんから、「一度ソネの実物を観てみたかったんだ!」というようなたいへん奇特な方にとってはよい機会なのかもしれません??

 

場所は説明しづらいので上のリンクを見てもらうことにして、日程だけ書いておきますね。

 

東京展 2017 4/23〜27、京都展 4/30〜5/2 金沢展 5/7〜9 大阪展 5/14〜16 名古屋展 5/21〜23 (ふたたび)東京展 5/25〜28

 

しかし、個展の絵がマズイことになってるので、自分で落札してそのまま個展会場へ並べたいような気すらしてきますよ!(笑)

 

関心をお持ちの方は、どうぞご覧くださいませ。なにせわたし以外のラインナップがスゴイですから、損することはないと思いますから〜!

 

 

告知のみにて失礼いたしました。 ご訪問ありがとうございます。 曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 


夢は長野を駆けめぐる。

う〜ん、締め切りの足が速くて、かなりマズイ感じとなってまいりました!(汗)

 

そんな状況下では、晩ごはんを食べ、消化のために確保している床に就くまでの時間が、まとまって取れる唯一の自由時間なんです。

 

昨晩はその貴重な時間を割いて記事をしたためました。 でも、最後の最後でうっかりヘンなボタンを押してしまい、一瞬で全部パーになっちゃったんですよ!

 

非常事態宣言が出てるような時ですから、精神的ショックは相当なもので…。(号泣)

 

気を取り直して、今日、同じものをもう一度書いてみますよ――

 

 

休みなく絵を描くばかりの毎日を繰り返しておりますと、どうしても調子が下がってくるものです。

 

そんな時、特効薬的ないい方法をいまだ見つけるに至っておりませんので、細々とした抵抗を企てることとなります。

 

そのひとつが、「無事に」締め切りが明けたあとのことを思い浮かべるというもの。

 

やはり、旅行なんかがいいですよねぇ〜。 いい景色と縄文遺跡とが揃っていれば言うことなしです!(笑)

 

そうしたとき、まっ先に思い浮かぶのは長野県。 ひと通り圃場整備が終わっているので、意外と昔ながらの田んぼは少ないのですが、それでも信州ですよ! 景色が悪いはずはありません。

 

それに、じつは長野県、今でこそひなびた感じですが、縄文のある時期にはびっくりする位に反映してたんです!

 

加えて温泉などもありますから、いいこと尽くめですよねぇ〜♪ 極楽極楽!(笑)

 

描きながら、ぽわぁ〜んと長野旅行のことを考え、休み時間にはネットで航空写真や博物館情報などを見、妄想の翼をバサバサ羽ばたかせておりますよ。

 

 

あ、そういえば、今度の個展はそれ自体が旅行のようなものでしたっけ。 @仙台ですし。

 

仙台とその周辺自体も楽しみなのですが、震災の被災地近辺では散財してもかまわないというマイルールがありますので、おいしいものをゼイタクに食べてまいりましょう!

 

…こんな感じで、5月になると楽しいことがいくつも待ち構えているはず。 相変わらず、仕事とオフのメリハリがきつすぎる生活ですねぇ。

 

 

う〜む、どうもきのう書いたのと違うなぁ。 ショックで書いたこと忘れちゃったみたい!?(汗)

 

ま、いいや。 とりあえず生存報告も兼ねての短文ということで!

 

では、ヘンなボタンを押してしまわぬよう、慎重に…。

 

 

忘れずにお訪ねくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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