まだ生きている。

今年の七月、わたしが大好きだった日本画家の北野治男さんが、この世から旅立たれました。

 

ご病気だとは知っていたものの、新作を目にすることもあったので、まだお元気なんだろうと思ってしまっておりました。

 

もう次の作品が見られない、なにより会ってお話しできないということに、うなだれたものです。

 

こんなことなら、時間がないとか言って先のばしにせず、すぐにでも会いに行くんだった…! そんなふうに、極めて自分勝手なことを思って後悔してみたり。

 

初盆が過ぎたころ、奥さんから封書が届きました。 生前交流のあった人たちに宛てた、今は亡き北野さんからの手紙でした。 住所録のすみっこに、わたしの名も載っていたからでしょう。

 

その手紙の結びには、「鳥になって会いに伺うかもしれません。」とありました。

 

そういえば最後の日展出品作、白い鳥が、川面近くを向こうへ飛んでゆく絵でしたけど、あれはやはり北野さん自身の姿だったんだ……。

 

 

今年の夏は、個展の準備で取材に出ることができませんでした。 しかし、次の個展のことを思うと、夏の景色はどうしても見ておかねばなりません。

 

ということで、九月は天気が悪いことをうらみつつも、できる限りあちこちに出かけ、夏の名残りを拾ってきました。

 

するとですね、ハッとする瞬間が何度かあるわけですよ。

 

これは北野さんが描いた景色に似ている、と…。

 

好きな作家さんなのですから、その題材・構図・配色など、いろいろ影響を受けているんだと思います。

 

いつだったか、自分の描いた絵の構図があまりにそっくりだったため、「パクったんじゃありませんから許してください!」などと、わけの分からないことを本人さんに言ったことがありましたっけ。

 

たしか笑っておられたような記憶があります。

 

似たものが好きなんだから仕方がないといえばそうなんですが、そもそもなんでそうした題材が好きなのかと考えると、知らぬ間に影響されていたんでしょうね。

 

…ということはやはりパクリ??(笑)

 

 

さて、北野さんが好みそうな景色を見つけた時、やはりその目を意識してしまいます。

 

この景色を見たら、いったいどう料理されるのだろうか、などと。

 

ある時には、ハッとして空を見上げましたよ。 そう、白い鳥が飛んでるんじゃないかと思って!

 

写真は、長野の尖石遺跡に行った時、北野さんの目を思い出しながら歩いた復元縄文村です。

 

まあ、ソネじゃないんですからこんなものは描かれないはずですが、それでも感じずにはいられない「らしさ」が…。

 

 

ぜひ、画像検索で作品をチェックしてみてください。

 

 

北野さん、また、取材先で会いましょうね!

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 


手がき。

まずは告知です!

 

じつはこれを書いてるのがすでに初日(汗)なんですが、東京の春風洞画廊さんにおいて開催されるアヴニール展に、1点出品いたします。

 

第12回 アヴニール展 @春風洞画廊

 

2018年9月20日(木)〜29日(土)日・祝休廊 〜18:30(土曜は17:30まで)

 

関東方面の方、東京駅あたりに何かついでがございましたら、ぜひお立ち寄りくださいませ。

 

わたしはともかく、いまや写実・細密画分野において中堅を占めるようになった諸先生方の新作を拝むことができますから、観て損はないはずです!

 

 

それで、今回なぜ告知が遅れたかと申しますと、神戸での個展を終え、アヴニール展の絵を仕上げ、個展準備中に先送りしていた雑事の山に渋々着手する、などしていたからです。

 

とくにお礼状が難産でしたよ。

 

ヘタッピ―ながら、便箋に手書きしたいという考え。 しかし下手なのでボツがたくさん出ます。

 

内容の方は、お客さんに合わせて変えたいと思ってますから、あーでもないこーでもないで遅々として進まず。

 

悩みながら書きますから、「やはりあの部分はこっちの方がいいんじゃないか…?」などと、直しが入ることも多々。

 

もちろん、デジタルなワープロじゃないのでそのたびごとに書きなおし。 下書きはデジタルでやってるにもかかわらず、このテイタラク…。(涙)

 

キレイな字や、文章がすらすら書ける人になりたいものですね。

 

この準備室も、手書き文字で表示され、文章の修正に手間どるような仕様だったとしたらどうでしょう? まず読者がいなくなるでしょうし、なによりわたしがイヤになって放り出してしまっていたことでしょう。

 

デジタル万歳!(笑)

 

 

一方でこんなことを言っておきながら、やはり手書き・手描きというものには代えがたい味があるように思います。

 

ということで、そうした手わざを尽くした作品群を観に、春風洞画廊へぜひ!(…と、強引につなげてみる 笑)

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 


メガネと裸眼のあいだ。

大丸神戸店での個展は、5日目が終了。

 

ご存知の通り、個展前日の4日には、近畿地方を難儀な台風が通り過ぎていきました。

 

そのため、飾り付けをするはずだったのに全館臨時休業となり、急遽初日の朝に行うことに。

 

4日には、うちもひどい目に遭わされましたよ。

 

物置きの屋根が飛ばされ、その後翌日(個展初日)まで停電し…。(涙)

 

で、なんとか会期が始まったものの、どうにも天気が冴えません。

 

今日なんかは日曜なのに、驚くほど人出が少なくて。

 

これは大雨のせいだと思うんですが、ソネの人気が急速に下がったという可能性も!?(笑)

 

ただ、そんな中でも遠くからわざわざお越しくださった方もいるのです。 有り難いことです。

 

そんなお客さんの感想をあれこれ聞いておりますと、いつも観てくれている常連さんからは、「描写が細かくなった」との声がちらほら。

 

これ、よく観ていただいているんだと思います。

 

というのも、いよいよ視力が悪く(ローガン)なり、メガネに頼る率が上がっているからです。

 

メガネ越しによく見えるのはいいんですけど、以前は裸眼でどこまで見えていたのか、よく分からなくなっているのです。

 

でもおそらく、裸眼でよく見えてたころよりもよく見えてしまっている疑惑…。(汗)

 

いわゆる写実絵画と呼ばれるものは、超絶技巧を売りにするのならともかく、やみくもに細かく描くことは、必ずしもいい絵にはつながらなかったりするのです。

 

矛盾しているようでもありますが、あまり描かずに描いたように見せている方が、絵としての味というか深みのようなものが増したりするんですよ。

 

しかし、メガネをかけるととにかくアラが見えてしまう。 見えちゃうものだからチマチマ修正していると、細かくなりすぎてしまう…。(汗)

 

正直に言いまして、メガネと裸眼のどちらに基準を置いたものか、ふらふら迷っておりますよ。

 

もう少し度の弱いメガネを作ろうかな、などとも。

 

いや、今回描いた絵を悪いと思っているというのではありません。 見えすぎるせいか、1枚あたりにどんどん時間がかかるようになってきてしまったのを、そろそろなんとかしたいと思っているのです。 

 

ふつうは習熟するにつれ、時間は短縮できるものでしょ?? でも、細かい方が好きって言われたらどうしよう…。(汗)

 

ともかく、次にどんな絵ができてくるのか乞うご期待!

 

ちなみに次の個展は、2019年10月の@名古屋松坂屋であります。

 

画像は、今回の出品作の中から『秋日和』3号Fですよ。

 

これは小さい絵なんですが、チマチマ描いて苦労は大きかったですね〜。

 

 

 

当準備室並びに個展へのご来訪、誠にありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 


6回目の神戸。

あららら…。

 

前回からほぼ2か月ものあいだ、更新が滞っておりましたよ。 どうもスミマセン。

 

何をしていたかというと、もちろんずーっと締め切りに追われていたのです。

 

…いや、追われているのは現在進行形で、かなりマズイことになっているのでした!(汗)

 

しかし、いい加減に個展の告知をしておかなくては、せっかく描けた作品を観てもらえないことになりかねません。

 

それでは何をやっているのか分からないので、簡単にお知らせをば…。

 

 

【第6回 曽根 茂 油彩画展 @大丸神戸店 7階美術画廊】

 

2018年 9月5日(水)〜11日(火)※いつもは20時、最終日は17時まで

 

作品は3号〜30号までの25点(予定!)

 

在廊予定日は、初日・金・土・日のつもり。 天候等で変わる可能性アリ。

 

 

神戸店での個展も、今回で6回目となりました。 最初は2003年でしたか。

 

はじめの4回ほどは、大丸京都店や名古屋松坂屋でやったものを、直後にほぼそのまま巡回しておりました。

 

ですから、単独感が強い個展という意味では、まだ2回目となりましょうか。

 

とはいえ、昨年京都で使った作品も連れて行くんですけどね。 …なぜかは聞かないで!(笑)

 

案内状も、すでに手元には届いていたんですが、ついさっきようやく開封したというありさま。

 

うむむ、なんだかプリントの濃度がちょっと濃いような…!? 

 

ともかく、こんな感じですから、お待ちいただいているみなさまの元に届くのはもう少し先になります。

 

「それでほんとに観てもらいたいという気持ちがあるのか!」との叱責を受けてしまいそうですが、ゴメンナサイとした返しようがございませぬ…。(汗)

 

 

今回は、追い込みの時期に38℃以上の日が10日間連続といった、過酷な気象条件でした。

 

もちろん仕事中は冷房を入れてますが、体が対応できず、頭痛でのたうち回ったりもしました。

 

そう。 この夏にした唯一の夏らしいことが、夏バテだったのです!(笑)

 

そんな中、願望を込めたかのような絵がこちら。 「白の森へ」8号

 

 

9月でもまだ十分暑そうな気がしますから、この絵の評判が良い予感アリ!(笑)

 

ということで、お近くの方はぜひお越しくださいませ〜♪

 

 

忘れずにお訪ねくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 


カメラの功罪。

え〜、お久しぶりです。

 

地震に台風、豪雨といろいろありましたが、無事に過ごしております。 ご心配いただいた皆さまには、この場でお礼申し上げます。

 

いま無事と書きましたけど、締め切り的な意味では全然無事なんかではございません!

 

あと1カ月余分にあればもっといい仕事ができるのに…。 そんなことを夢想しながら、来る日も来る日も仕事場に引きこもり。

 

 

さて、今はちょっとご無沙汰となってしまいましたが、本来なら今は、風景画家にとっては良い取材の季節。

 

ムクムクと元気のいい景色は、どこを見ても絵に描けそうな気がしてきますものね〜♪ 実際にはただ浮かれてるだけで、ほぼ錯覚なんですが!(笑)

 

風景の取材の際には、ふつうの人が気づくような、ごく当たり前のいい場所を眺めているようではまだまだ。

 

らしさが出るところでもありますから、対象や構図に強い意識をおいて、ふつうでない所にいいものを探しまわります。

 

そうしていると、農家のおっちゃんやお散歩中の人に出くわすことが。

 

視線を向けているのが、分かりやすい風光明媚な景色だったらまあいいのですが、たいていは不信感をかき立てるような怪しい場所。

 

そのせいか、「何をしているんですか?」と声をかけられることがよくあります。 地域から不審者を追い出すためには、「まずは挨拶」が定跡ですものね!(笑)

 

こんな時、力を発揮するのがカメラです。

 

そう。 カメラさえ持っていれば、対象が理解に苦しむものであっても、少なくとも写真を撮ろうとしているということは分かってもらえるため、説明が断然楽になるんですよ。

 

だから、カメラを確認したうえでよく尋ねられるのが、「何かいるんですか?」。 風景画家なのにヘンな所へ入り込んでいることが多いですから、昆虫写真家かなにかと勘違いされます。

 

そういえば、本職なのに「風景を撮ってるんですか?」って聞かれたことはないなぁ。 ヘンだなぁ〜。(笑)

 

 

こんな風に、外では絶大な力を発揮するカメラですが、一転して家の中では話が違ってまいります。

 

最近は外へ出られないため、休憩時間には2階から山や空を眺めることが多くなりました。 心が休まりますし、絵のネタにもなりますから。

 

そこでいい雲なんかが見えると、すかさずカメラを取ってきてメモをとろうとします。

 

しか〜し! おっさんが2階の窓から身を乗り出してカメラを構えているさまは、その方向にあるよその家を盗撮しようとしているようにも見えるはず!(汗)

 

盗撮とまでは行かなくとも、たまたまカメラが自分のいる方に向いていたならば、あまりいい気持ちがしないであろうことは想像に難くありません。

 

カメラなしで、ただ人の家から見られている(ように感じる)だけでもおだやかではないでしょうからね。

 

ですから、なるべく外の人から見えないように、身をかがめてコッソリ撮ろうとしているのですが、これ、ますます怪しいじゃないですか!! 通報も時間の問題!?(汗)

 

だからといって姿を完全に隠し、自撮り棒とかドローンとかを使ったところで、さらにややこしくなるだけでしょう。 何か良い解決策はないものか…?

 

「あの家には風景を描いてるヘンな先生が住んでいるんだ」と認知され、ご近所さんにあきらめて(?)もらえればしめたものなんですが、それよりも通報が先だろうなぁ。(笑)

 

では、夕空を眺めてから仕事に戻ります〜。

 

 

忘れずにお訪ねくださり、ありがとうございました。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 


プロっぽい?

次の個展は9月なんですが、引っ越し後の片付け作業で時間を使い込んでしまったため、すでにマズイ感じとなっております。

 

ということで、ここ3週間ほどはずーっと引きこもり。 またこの暮らしを、この先3カ月間続けるのか…。(涙)

 

ただ、いきなり製作モードに切り替えたものの、環境が変わったことと相まって、ちょっと気持ち面でキツイものがありました。

 

ですから、やや後ろめたさを感じつつも今日は半ドン(死語?)にして、近所の方のグループ展と、大丸さんでの知人の個展とに顔を出してまいりましたよ。

 

大丸さんにお邪魔したのは、個展の用事が終わってから初めてですから、ほぼ半年ぶり。

 

その個展時に初めて顔合わせをした販売の方が数名いたんですが、さすがに忘れられてるだろうな… などと思いながら美術コーナーへ。

 

と、どの方もソネの顔を見るや、即座にちゃーんと挨拶してくれるではありませんか! しかも名前まで覚えてくれてる!

 

大丸クラスのお店で働く人にとっては、これくらいはごく当たり前のことなのかもしれません。 でも、自分にできないことをサラッとやってのける様子を見ると、やっぱり感心してしまうんです。 プロっぽいですねぇ〜。

 

いやいや、このわたしだって、大丸京都店ではすでに7回も個展をしている立派なプロのはず! 何か隠しても溢れ出るプロっぽさがあるのでは…??

 

そういえばこんなことが。

 

販売員のお一人と話していたら、話題がある物故作家の代表作の話になりました。

 

その作品は、半年前の展覧会で衝撃を受けてまじまじと観たものだったんですが、描かれていたのはキツネだったかタヌキだったかでもめまして…。(笑)

 

すごく自信があったので、「じゃあ何かかけましょうか?」とまで言い出しましたけど、相手にはそれを上回る確信があったらしく、かけるには及びませんよ、ということに。

 

で、スマホで画像検索してもらった結果は…。 わたしの完敗でありました!(笑)

 

絵かきが絵のことで負けるとは、なんともプロらしくない。

 

あえて見苦しく言いわけをするならば、主役のキツネさんにはほとんど関心を持たず、風景のプロとしてその背景部分の描き方に注目していたから、となりましょうか?

 

いや、それでもメインを取り違えるのはヘンですが…。 お恥ずかしい…。(汗)

 

あ、そうだ。 個展中の作家さんと話しをしていたら、「ソネの名を出したお客さんが何人かいましたよ」とのこと。

 

わたしはこの作家さんの描く風景が好きなんですが、お客さんの眼にも、どこか似たところがあるように映ったのでしょうか? 思い出していただけるなんて光栄です!

 

以上、ダテにここでプロとして何度も個展はしてないぞ、というということが示せた(?)ので、今回の話はおしまいおしまい。

 

ともかく、久しぶりに外出し、人と話し、いい絵を見、ここに書くネタまで拾ってくることができました。 充実した半休だったと言えましょう。

 

ということで、明日からソネ先生には、またプロっぽく缶詰め生活に戻っていただきます!(泣〜)

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 


ぼーっと。

新居に引っ越してから、そろそろひと月がたとうとしております。

 

「旅館へ泊りに来ました感」は、そろそろなくなってきたかな? ちょっと残念ではありますが…。(笑)

 

仕事もすでに再開しております。

 

9月の5日から大丸神戸店にて個展ですから、すでにちょっとマズいんですが…。 引っ越しのバタバタで、予想を大幅に超える時間を使っちゃいましたのでねぇ。(汗)

 

 

場所が変わりましたから、仕事場も設営し直しとなります。

 

仕事場と言っても、とくに大掛かりな設備などはないんですけどね。

 

ただ、部屋のサイズ、光、床の硬さ等々、些細な差があちこちにあり、それに慣れるのにいちいち時間がかかるものでして。

 

光はとくに心配ですね。 知らぬ間にこれまでと作品明度がゴロッと違っていたってこと、あながちないとは言えないので…。(汗)

 

旧居では、1日中カーテンを引き、真っ暗にしたうえで望む明るさを照明で作り出しておりました。

 

今回もそうしてしまえば簡単なのですが、前と違って、仕事場から見える景色がいいんです! だから、これをシャットアウトしてしまうのがもったいなくて…。

 

雨の日なんか、山にかかるモヤが刻々と変化していく様を見られるんですよ。 それも傘さえささずに!

 

もうね、絵なんか描かずにずーっと、ぼーっと眺めていたいほどに素敵でして。

 

素敵と言えば、窓からの景色に加えて、お庭の緑もいいんです。

 

さほど広くはないものの、飛び石を配した風情ある造りになっており、たくさんの種類の草木が生えております。

 

それに加えて、連れてきたビワ・キンカン・フジバカマ・ヤマノイモさんたちも元気に育っておりますから、それこそぼーっと眺めていたら、いつまでも飽きることはありません。

 

しかも山が近いため、鳥さんや蝶も数や種類が多く、いろいろと小さなドラマをもたらしてくれますしね。(^^)

 

あと、ゼイタクなことに縁側(?)なんてものもありまして、ここからは昼の緑だけでなく、夜にはお月さんの光が射したりもするんです。

 

夏になったら、ここで星を眺めつつ眠りにつきましょうかねぇ。

 

 

こんな感じでいいことがたくさんで、ぼーっと浸って楽しんでいたいのですが、そうしてしまうと当然ながら仕事に回す時間がなくなります。

 

家賃が払えなくなったら強制退去ですから、美しい景色はおあずけでお仕事お仕事!

 

…しかし、風景画家がいい風景のおあずけを食いながら風景を描いてる姿ってのも、ちょっと滑稽かもしれませんね。

 

「じゃあ庭の絵を描けばいいじゃないか…」

 

これ、ちょっと真面目に考えてみましょうか。 窓からの風景もアリかな?

 

ということで、来年あたりには「新居シリーズ」が現れるかも!?

 

で、それを売ったお金を家賃に回して…。 何やってるんだかちょっと分からないところがあるかも知れませんが!(笑)

 

ともかく、せっかくいいところに越したんだから、早くぼーっとしたいデス。

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


悪夢ふたたび?

 

新居に引っ越して一週間がたちました。

 

最初はどこかの旅館に泊りに来ているような感じでしたが、徐々に慣れてまいりましたよ。

 

越してきた最初の日は、当然ながらお家の中は一番きれいな状態。

 

自分の荷物もすべてがサッパリと段ボールの中に収まっているため、目にはゴチャゴチャした様子が入ってきません。

 

それはそれで見た目に快適なので、もうそのまま、ダンボールを積んだ状態で暮らしてもいいんじゃないかとさえ思いましたね!(笑)

 

 

今回引っ越すにおいて、環境の良さを第一条件として据えておりました。

 

ですから、念願かなってとても静かな日々を送ることができております。 窓からは広く空が見えるし、緑にも恵まれております。

 

やはり風景を描いているなら、こうした所に住んでなきゃダメだったんだよなぁ〜、などと思ってみたり。

 

 

さて、そんな風におだやかな日々が続くんだと安堵していたところ、すぐ隣の畑で小屋の解体工事をするという知らせが来ました。

 

解体工事…!? なんだかイヤな予感がいたしますよ?(汗)

 

詳細は分からないんですが、ただ小屋をつぶして木を切って更地にしておしまいってことはあまりないですよね??

 

よくて駐車場。 悪ければ…。 家の新築!?(冷汗)

 

いやいや、マンション建設が始まったことがきっかけとなって、苦労してここまで逃げてきたんですよ。

 

それが、真横でまた何か作り始めるってことになったら、もはや何をやってるのかということに! 悪夢の再来か!?(涙)

 

で、連休明けの今日、朝っぱらから重機二台がウンウン唸り、ガンガンバリバリドスドスと一日中やかまし… いや、よう働かはりますなぁ〜。(京都風 笑)

 

これまで京都に25年ほど住んで、すぐ隣に建った家が3軒、大工事が4件。 建設系の騒音には悩まされ続けてきました。

 

それで、引っ越してたったの一週間で、さっそくこのありさまですよ。

 

もしや、騒音の悪霊か何かにとりつかれているのか!?(汗)

 

どうぞ、段ボールを開封しないうちにまた引っ越しという事態にはなりませんように!

 

…近くの神社かお寺で、悪霊を落としてもらおうかなぁ?

 

そしたら急に工事が中止になるかも!(笑)

 

 

お読みくださり、ありがとうございました。 曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 


17年ぶり5度目。

段ボール箱だらけの、新居の広い部屋。

 

まだ他人のお家のようで落ち着かないから、部屋のすみっこに背中を寄せておりますよ。

せっかく広くなったのにね!(笑)

 

昨日、ついに引っ越し作業をひと段落させることができました。

 

今回で引っ越しは5度目となりますが、回を重ねるごとに難易度が上がってきているようです。

 

とくに今回は、前回の引っ越しから17年間もたっていたため、もの(ゴミ含む)が激増しておりまして。

 

どうしてこんなことになってしまったのかと、悔悟の念を痛切に感じながらの準備作業でした。

 

時間も、結局1カ月以上かかったこととなります。 時給換算した結果を、やむなく捨ててしまった数々のものの値段と合わせれば、すさまじくお高い引っ越しとなったのであります…。(涙)

 

捨て方が難しいからとりあえず保留。 いま忙しいからあとで一気に。 いつか使う日が来るはずなのでその日に備えて。 愛着があるから残しておこう。 もう必要ないんだけど高かったから置いておくかな。 これだけゴチャゴチャとあるんだから、もう少々増えたって同じことさ…。

 

今回の地獄は、間違いなくわたしのズボラ体質がコツコツと作り上げたものでした。

 

昨日、ものがなくなった家で最後の大掃除をしながらも、そんな自分のことを思っていました。 食い止めるチャンスはいくらでもあったはずなのに、なぜ、未来の自分を泣かせるような行為を積み重ねてきたのか…?

 

たぶん、解決策も同じように「小さくコツコツ」なんだと思います。

 

一気に片付けるような分かりやすい爽快感はないけれど、それを怠ると、気づいたら暗黒面にどっぷりつかってしまっているはず…!(汗)

 

 

掃除を済まし、お世話になったご近所さんへの挨拶を終えると、もう夕刻も終わりに差しかかっておりました。

 

いよいよこの家の中を見るのは最後だと思った時、静かな寂しさを感じましたね。

 

17年分の思い出が詰まっておりますから、愛着も強く、できることなら住み続けたかった。

 

でもそれをしてしまうと、なにかもっと大きなことをおろそかにしてしまうはずで、卒業もやむなしだったのです。

 

今日からは、記憶として共に過ごしていきましょう。

 

17年間お世話になりました。 ありがとう。

 

 

 

お訪ねくださり、ありがとうございます。 曽根 拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


積み重ね。

最初のうちはね、「引っ越しなんて集中すれば10日で十分!」と高をくくっていたんですよ。

 

でもね、片付けても片付けても一向に先は見えてこず、「ヘンだな…」。

 

四畳・四畳半・七畳のこじんまりとしたお家なんですよ。 なのにどうしてこんなに物があるのか!(汗)

 

もう何というか、「後でやります」が結晶化したようになってるんです。

 

いま忙しいから後で。 後でまとめて片付けた方が一回で済んで楽だし。 どうせ引っ越すときには一気に片付けるはずだし…。

 

ハイ。 過去にコツコツ積み重ねまくった負債の山を、いま泣きながら片付けておりますよ!(涙)

 

ほんとにもう、何があるんだかよくわからないけど、何かで部屋がいっぱいなんです。 なんとも説明が難しい。

 

継続は力なりって言葉、痛感しますよね。 ただしこの場合の「力」は、もちろん暗黒面のそれですが…。(涙)

 

その中にあって、分かりやすい物としてはやはり本が多いです。 ちゃんとした本棚がないために置き場がなくなって、床に積んだり並べたり…。

 

泣く泣く150冊ほど古本として放流しましたが、まだ400冊くらいあるのかなぁ? いつの間にこんなに溜め込んだのか、我がことながら記憶にありませんよ!?(汗)

 

その次に増えたのが、土器研究用の資料群ですね。

 

この家に越してきてから本格的に再開したんですが、気がついたら本業の絵の資料に迫ろうかという勢いで増殖しており…。(汗)

 

恐ろしいことに、資料というのは増えれば増えるほど都合が良いという性質を帯びているため、普通の本のように処分することができないんです。

 

こちらを本業としている研究者さんたちは、図書館のような部屋を何室も構えることになってしまうのですよ…。 コワイコワイ!

 

あと、つい忘れがちですが、お庭の植物さんたちもなんとかせねばなりません。 こちらも年々大きくなってきました。

 

次も庭付きなんですが、先客がいるため、伸び伸びと育ててやることができないんですよ。

 

ですから、ぽつぽつと里親さんにお任せしてみたり。 たぶんうちにいるよりいい暮らしをさせてもらえるはず…。

 

 

こちらは巣立ち直前のワンカット。

 

ビワさんもフジバカマさんも、地面に植えてもらって大きく育つんだよ〜。 いままでゴメンね〜!

 

…あ、そういえば庭の土の中には、立派なヤマノイモさんが何本も埋まっているんだった!

 

次に住む人も可愛がってくれるとは限らないから、なんとかして掘りだし、連れて行ってあげたいところなんだけど、ぞんな時間は…。

 

こちらは、去年採れたムカゴをまき、一からコツコツ育て直しましょうかねぇ。 ムカゴというのは、遺伝子的には親とまったく同じものらしいですし。

 

ということで、明日もぼちぼち準備作業。 とにかく自力で積み重ねないとどうしようもありませんので…。

 

でもたぶん最後は、「何でもいいからとりあえず全部箱に詰めておしまい!」ってな感じの、コツコツとは程遠い、きわめて雑なフィニッシュを迎えるんだろうなぁ。(笑)

 

 

お読みくださり、ありがとうございました。  曽根 拝

 

 

 

 

 

 


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